ストレッチはやるべき?

query_builder 2024/09/13
股関節はがしひじ関節緩めスポーツ外傷接骨院
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今日はストレッチについてのお話です

みなさんは「ストレッチ」をやっていますか?

そして何のためにやっていますか?

今日はそんな「ストレッチの誤解」を書いていきます


みなさんがストレッチをする目的は

※柔軟性向上

※ケガの防止のため

※体形の維持や痩せるため

※ウォーミングアップ


このあたりでしょうか


なんとなくでストレッチをしていても方法を間違えれば

上記のような目的にはほとんど無意味に近いです。


え?

そうなの?・・・・


と思いましたか?


ストレッチにおいて重要なことは何のために、どうやるのか

を理解して行うことです


SNSなどでよくある○○が硬い人はこのストレッチ!

などとありますがほんとに柔らかくなりますか?


答えとしては筋肉は柔らかくなりません


では体が硬い人と柔らかい人の差は何でしょう


単純に筋を伸ばした時の痛みの感受性の差です


体が硬い人は痛みの感受性が敏感で筋の伸長に抑制が働くため

硬く柔らかい人は感受性が低い状態です

これはどちらが良いという問題ではありません


では柔軟性の向上のためには


①関節の動きやすさは 「1部位30秒以上かけること」

 年齢が上がればさらにゆっくり丁寧に行うことで

なんとなくやっていても長期的には体の硬さは変わりません

(筋肉の硬さではない)


②筋肉は加齢では硬くならずむしろ張りがなくて緩い感覚になる


柔軟性においては運動記憶としての学習ですし

硬いから柔軟性がないということではありません

筋肉そのものの硬さはストレッチでは長期的にみても変わらないという研究結果は30年ほど前から出ています


次にケガの防止ですが


肉離れなどには多少の効果はあるかもしれませんが

ぶつかれば骨折や脱臼はしますし捻挫もします


運動の前にストレッチなどで自分の感覚をしっかり認識して

違和感や硬さを感じたら無理をしないのが大切でその判断がしっかりできるから予防にわけで、準備運動を適当にやらないことがむしろケガ予防ですから直接的にストレッチはケガの予防にはなりません。


次に体形維持や痩身のためですが


ストレッチだけやってもカロリーなんて消費しません

酸素の消費で脂肪は燃焼しますから有酸素運動が効果的です

(ちなみに浮腫みも呼吸と静脈反射が大事なので

          ストレッチだけでは効果は薄いです)


最後はウォーミングアップ


上記にもあるように今のコンディションを知るのが大切なわけで

ストレッチをしてもパフォーマンスが上がるわけではありません


※むしろ筋の出力は下がりますから筋トレ前は要注意!!


もしストレッチをするならその後に軽く筋を収縮させれば

だんだん元の出力に戻ります。


いかがでしょうか


もしあなたがバレエやダンスなど柔軟性が必要な競技などをしているのであればストレッチを行い運動記憶としての柔軟性を

獲得することはとても大事ですが、ビジネスパーソンの方が

必ずしもストレッチが必要ですかね?


要するに目的に合った運動が必要ということです


もちろん治療やリハビリのためのストレッチも必要ですし

楽しいからやっているのであれば全然かまいません。


もし私が運動能力を向上させようとしたら以前に書いた

FNP(ファンクショナルニューロトレーニング)をやります


ストレッチなどで体の状態を確認し気になる部位に対して

FNPを行い継続するという感じです。 


ということであまり 「○○ストレッチで激変!」などの

サムネイルに踊らされないようにしましょうね。























 






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きょう接骨院

住所:神奈川県横浜市神奈川区反町3-19-14稲垣ビル2階

電話番号:045-900-0194

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