熱中症対策大丈夫?前編
今年の夏も猛暑が予想されていますが正しい熱中症対策は
心得ていますか?
熱中症予防のためにと間違った対策をしてしまい逆に
不調を自ら起こしてしまう方が多いようです。
今回は銀座エルディアクリニック院長で歯科医師の
「吉野敏明先生」
が注意喚起として出している動画から正しい熱中症対策と
間違った対策をご紹介させていただきます。
まず大前提として汗をかいた分より多くの水分補給が必要になります。
当たり前のことですがこの「汗をかく」ということがとても
重要なことになってきます。
熱中症に対しては「体温調節中枢」あるいは体温というものを
受け止めるセンサーがありますが高齢になるほどにこの能力が
低下していきます。
暑い部屋にいても暑いと感じない、暑い、寒いの概念が少なくなってしまうということがあります。
ですから「自分は大丈夫」と過信するのはやめましょう!
しかしながらこれは若年層にも言えることです
小さなお子さんなども自分では身体の状態がわからないですし
保護者の方がしっかり判断することが重要です。
※対策の基本として気温と湿度のチェック
※暑い日の不必要な外出
はしないのが最低限の対策です
暑いと感じたら涼しい場所に行く、暑い場所に居続けない
ことが大切です。
テレビやSNSなどで、スポーツ飲料や医療用の糖分がたくさん入っているものをたくさん摂りましょうと言われますが摂取しましょうだけを強調してしまうのはとても危ないことなのです。
熱中症対策として涼しい部屋にいて運動もなにもしていない状態でスポーツドリンクなどを1.5Lとか2L飲んでしまうと
血糖値が尋常でない数値になってしまったり水分の摂り過ぎで
高血圧になってしまう、あるいは血糖値が高くなってしまうと
余計に喉が渇くので更にこれらのものを更に飲んでしまい体調
を崩す方がとても多いそうです。
特に高齢の方で水分を摂りすぎてしまうと腎臓をおかしくしてしまいますので注意が必要です。
特に暑い場所に居るわけでもなくて血圧が高くなったり下肢の
浮腫みがひどくなった場合は水分摂取を少し控えるだけで
改善するそうです。
一律に熱中症対策と言ってスポーツ飲料などを大量に摂りましょうと切り抜かれた情報はとても危険なことと言えます。
ですから大前提として暑いところで汗をかきながら仕事をしている方や炎天下でスポーツをしている方は必ず水分を摂っていただきたいのですがここで注意をしたいことがあります。
確かに塩分、ミネラル成分が失われていくことは確かなのですが
スポーツ飲料などは濃度が濃すぎて、特に甘い飲料を飲みすぎると味覚がおかしくなり余計にたくさん飲んでしまう傾向があるのです。
特にスポーツ飲料などの清涼飲料水には果糖ブドウ糖液がたくさん入っています、これは冷たいものでも甘味を感じるもので
元々は遺伝子組み換えのトウモロコシを原料に作っているものですが体にあまりいいものではないので(食品添加物の一つ)
果糖やショ糖よりもっと悪いものです。
「糖化」といい細胞にくっつきその細胞や臓器の新陳代謝が
悪くなり糖化ヘモグロビンなどは聞いたことがあるかもしれませんがヘモグロビンに糖が付いて新陳代謝が悪くなり酸素の
運搬能力が下がってしまい結果として抹消の血流が悪くなり
最終的には糖尿病の末期になると手足の壊疽がおこったりして
しまいます。
短期的にはだるくなったり疲れやすくなったり疲れが取れにくく
なったりします、ここで勘違いしてエネルギーが足りないと思ってまた飲んでしまい悪循環に陥り体がだるくてしょうがないと
いうような糖尿病のような症状が出始めます。
ですので皆さんが「どういう状況にあるのか」ということを
よく考えましょう
先に挙げたような炎天下でのスポーツや汗だくででお仕事を
されている方は水分補給が絶対に必要です!
体を冷やしたりすることも重要です。
但し!スポーツ飲料などに頼りすぎないでください!
まずはミネラルウォーターを飲むことをお勧めします
コンビニでも買えますし手軽に用意できます
(マイクロプラスチックやペットボトルの問題もありますが)
一番危険なのは「脳が37度以上」になってしまうこと!
熱中症で脳症を起こしてしまう可能性があるので脳に入って
来る血管「総頚動脈」を冷やしたり麦わら帽子などの通気性
良い帽子をかぶる、頚部やうなじの部分を直接日光にさらさない
などの対策が効果的です。
脳内の温度が上がりタンパク質変性を起こしてしまうと命の
危険にさらされます。
ですから暑い場所にでの運動、仕事中は絶対に無理をしないことと小中学生のスポーツの指導者の方は絶対に無理をさせないようにしてください!
と前編はここまで!
きょう接骨院
住所:神奈川県横浜市神奈川区反町3-19-14稲垣ビル2階
電話番号:045-900-0194
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