免疫ができる過程

query_builder 2024/09/09
接骨院

今回は免疫の歴史からの続きです


では免疫ができる過程を書いていきまね


今回も歯科医師の吉野敏明先生のお話からです


まず免疫システムで働く抗体を紹介します


抗体とは、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物(抗原)を認識して結合し、排除するタンパク質です。免疫グロブリン(immunoglobulin)とも呼ばれ、免疫メカニズムに関与するリンパ球であるB細胞から産生・放出されます。


ヒトの抗体には IgA IgD IgM IgE IgG があります

それぞれの働きについては


IgA 人間に必要な細菌を守る働き


IgDとIgM 未知の生命体に対してとりあえずやっつける


IgE 寄生虫に対する抗体


IgG 感染した細菌やウィルス、一部のカビを攻撃


といったところです

これらの抗体で主には入口である鼻や口で体を守ります


これらのIgG、IgE、IgMなど我々哺乳類は母親の病歴やケガからの感染の遺伝情報を受け継ぎ赤ちゃんの胸腺細胞に伝わります


特に初乳にロイテリ菌という乳酸菌があり初乳にしかなく

この乳酸菌が酸を出して悪いウィルスや悪い細菌を消化管で

一度やっつけます、赤ちゃんは免疫がなく抗原抗体反応をまだ

起こしてないので侵入してきたものを一度掃除してその情報を

獲得し体をに必要なものは定着させるということをロイテリ菌

の指令によりおこなわれます

人間は今の時代では初乳を飲まなくても保育器などがあり

生命が保たれますが野生動物は初乳を飲まなければしんでしまいます 


ということはお母さんがいろいろな細菌やウイルスに感染していることが重要なわけですね。


しかし赤ちゃんが胸腺にためた免疫もおよそ5歳でなくなってしまうためそれまでに指しゃぶりをしたり物を舐めたり触ったりして必死に自分で弱毒菌感染をして免疫を獲得しようとするのです。おおむね30歳くらいまで免疫の獲得が続きます


赤ちゃんが危険な毒物や感染物を舐めたりするのは止めなければ

いけませんが何でもかんでもやめさせるのは赤ちゃんの免疫獲得を邪魔してしまい、不用意に清潔にしすぎるとIgEが強くなってしまいます、これが過剰反応するのがアレルギー反応です


アルコール消毒などでは特定の菌やウイルスしか死にませんし

菌やウイルスの細胞壁にはリポポリサッカライド(LPS)という

多糖類でできていてそこに毒性がありこの毒性は残存してしまいます、このLPSが傷口から入ってしまうと敗血症になってしまうのです


石鹸で手を洗い流し総菌数を減らすことが大事です


免疫のできる過程ここまでにして次は免疫を高めるには

どうするかを書いていきますね。






では免疫を高めるにはどうするか


まずは免疫を自分で下げないこと


食品添加物を摂取していればそちらの処理に免疫が働き、通常の

抗原抗体反応に対して処理が追い付かなくなりますし

睡眠や、食事が悪ければ免疫が下がります


感染に対しては注射を打とうが投薬しようが最終的には白血球の

貪食などから自分の免疫が治しているのです


ですから免疫を高めるにはこの白血球がよく働ける環境に体を

整えること、それは 

    

        「体温を上げること」です


働けるの働きには 貪食能(異物を食べて溶かす)

         遊走能(食べているものの情報伝達)

         走化能(抗原抗体反応の化学物質を出す)

体温が上がるとこの3つの機能が上がります


ですから「熱が出る」というのはこの機能が働き体を治そうとしている途中ということになりますから安易に解熱剤などを使うべきではないということになります、もちろん体温が40度を超えてしまうような高熱は重篤な後遺症の危険がありますからお薬も

使うべきです


もし新しい感染症が出てきたときに免疫が弱い状態ではどうなってしまうでしょうか


3密回避よりアルコール消毒より 早寝早起き、砂糖、小麦、油、乳製品、食品添加物を極力摂取しない、入浴で体を温める

、手を洗う、歯を磨く、当たり前の事のほうがワ○チ〇より

大事なのです。


免疫のお話が長くなりましたが以上になります









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きょう接骨院

住所:神奈川県横浜市神奈川区反町3-19-14稲垣ビル2階

電話番号:045-900-0194

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