その症状は顎関節症が原因かもしれません | 反町で接骨院を経営する柔道整復師が気軽な不調軽減のセルフケア法等を発信

あなたの頭痛　腰痛　肩こり　めまい　難聴　メニエール病　

月経困難症　などいろいろな病気を引き起こす原因

それは顎関節症かもしれません

顎関節症は強いストレスを感じると歯を強く食いしばるように

なり就寝中の歯ぎしりを起こすようになります

これをβ－エンドルフィンとプラキシズム（歯ぎしり）

といいます

β－エンドルフィンとは別名脳内麻薬といわれたりする

ホルモンで食いしばり、歯ぎしりなどで歯の歯根膜に強い刺激

が加わるとストレスを除去するために分泌されます

ストレスが続き噛みしめ、歯ぎしりが原因で顎関節の関節円板が

前方へ落ちてしまい関節の動きが悪くなってしまいます

そしてこの関節円板は外側翼突筋という筋肉が付着し下顎を

動かしていますがこの外側翼突筋の繊維は頭蓋骨の1つである「蝶形骨」という骨に付着しており眼球の後方に位置しているのですが外側翼突筋が過緊張状態なると蝶形骨が歪んでしまい

脳下垂体などのホルモン分泌に異常が起こります

下垂体前葉からは、成長ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン（卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン）、プロラクチン（催乳ホルモン）などが分泌され、下垂体後葉からはバソプレシン（抗利尿ホルモン）、オキシトシンなどが分泌されます。

顎関節に異常が起こるだけでどれだけの病気を引き起こすかを

想像したら恐ろしくなりますね

では顎関節症の治療はどうするのか

1　ストレスの原因を取り除く　

2　食事療法　

3　形態的変化

1は問診から何がストレスの原因かを解き明かし改善を図ること

2は正しい食事内容に改善し糖質や脂質でストレスをごまかさないこと

3は顎関節の周囲の組織に徒手的にアプローチして改善を図ること、関節円板後部付着結合組織（下図黄色）を刺激し反射で関節円板を後方へ引き戻し、また

1～3すべての治療が必要になります

簡単な顎関節の評価として通常は２指～５指の４本が縦に口に

入らなければ疑いありです

知らないとこわい顎関節のお話でした

ちなみに当院ではいろいろな症状に対して必ず顎関節周囲の

施術をおこなっています　

徒手療法においても絶対に触らなければならない部位として

おります

ではまた！