免疫とはいったい何か 前編

query_builder 2024/09/06
接骨院

九月をになりましたがまだまだ暑さが残る今日この頃

いかがお過ごしでしょうか


今日は秋から冬に向けての「免疫」の知識の勉強をしていきましょう

歯科医師の吉野敏明先生のお話を参考に書いていきます


非常に大きいテーマで根本的なお話です


免疫においては何かを摂ったり食べたりしたところでは

免疫は上がることはありません、そしてすべての西洋医学

の薬は飲む、あるいは注射、点滴をすれば必ず免疫が下がります


例えば消炎鎮痛剤 NSAIDs(エヌサイズまたはエヌセイドなど)の非ステロイド系の消炎鎮痛薬 


ロキソニン ボルタレン カロナール などの商品名で

一般にも販売されていますがこれらはすべて免疫が落ちます


では非ステロイドではなくステロイドはどうでしょう


これは元々、免疫を下げる薬であり免疫の暴走を止める

ための薬です


それから免疫抑制剤などはすべての抗がん剤がそれです


逆に言えば免疫上昇剤というものはありません


もちろん、ある部分の免疫を落としその代わりに別のところが

正常になるなどで免疫を正常化しようとしているわけですが


現代のほとんどの薬が免疫を抑える薬なのです


アトピー性皮膚炎や自己免疫疾患はみんな免疫の異常反応です


リウマチなどは間違えて自分の軟部組織を免疫細胞が過剰に攻撃してしまうから免疫抑制剤を使うことによってリウマチを

治す


間違えて自分の筋肉を攻撃することによって線維筋痛症になって

いるから免疫抑制剤を使って治す


間違えて免疫が異常に働いて攻撃力が働いてそして神経細胞が

壊れるから免疫抑制剤を使ってパーキンソンを治療する


花粉症もそうです


何か過剰免疫になって体を壊そうとしているのが


  アレルギー 自己免疫疾患 がん なのです


こういった疾患を治すための「免疫」ってそもそも何なのか

ということです


では免疫の 「定義と歴史」はどんなものでしょうか


まず地球の歴史からです

地球で火の玉のようになっていたのが冷えて、二酸化炭素と

メタンくらいしか無かったのが(水蒸気はあったでしょう)

水蒸気が水になりやがて陸と海ができる、そして海水から

単細胞生物で原核生物ですから細胞膜はあっても核は無く

DNAやRNAが泳いでいるような状態だったのです


この時は免疫などは全くない状態ででしたが細胞と細胞が

融合して真核生物となり核膜が形成され、中にDNA、二重螺旋構造が入っていて細胞膜の中にはゴルジ体、ミトコンドリア

リボソームなどいろいろな細胞内小器官ができます

もともとは別の生命だったものが細胞融合してお互いに

エネルギー交換したり遺伝子を増幅させる場所ができたのです


その中でリソソームが最初にできます

これはあらゆるものを取り込み溶かすものです


人間であれば23対46の遺伝子があります


例えばインシュリンを作るという遺伝子あるとして

メッセンジャーRNA、トランスファーRNAなどがいて

リボソームというところでアミノ酸を集めタンパク質を合成し

それらが細胞膜の外に出てホルモンやサイトカインなどを作るわけですがこの合成の時に使った核酸、DNAやRNAのカスのようなものができてそれを溶かすのがリソソームという器官です


そして最終的に溶かしたものを排出するエクソソームという

ものになりこれが細胞間の伝達物質となります


そしてある種の微生物、ウイルスが入ってくるとリソソームで分解し排泄するとこういう生命体が来たという情報になるのです

それを察知して免疫活動が行われる最も原始的な免疫回路は

この部分で「細胞内免疫」といいます。


前編はここまでにして後編は単細胞生物から多細胞生物になっていき免疫システムから必要なことを書いていきます


日常生活のヒントに是非ご一読ください。











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きょう接骨院

住所:神奈川県横浜市神奈川区反町3-19-14稲垣ビル2階

電話番号:045-900-0194

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